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レウィシアの日常をつらつらと書き込んでおります。
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書けたー!!

PM夢書けたー!

久々に書くとやはり楽しいなぁ。

というわけで今回は沖田です。
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02 僕は君と君の世界を守ります。そんな僕を一生のお供にいかがですか。(PM 沖田夢 トラベル主人公)

 荒い息遣い。
 交差する鋭い視線。
 どちらが先に動くのか……。
 ピンと糸が張り詰めたような緊張感が室内に漂っていた。

「…………」
「…………」

 どちらとも無言のまま、己の獲物を構える。
 相手は刀を。
 私は鉄扇を。

 一瞬の間が空き、両者同時に足を踏み出した。

 ――――― キィン!!

 高い金属音が呼応し


「勝者、沖田総司!!!」


 審判である姉さんの声が、静かに響く。
 相手、沖田さんの刀が私の喉元に突き付けられていた。

「僕の、勝ち……ですね」

 そう言ってにぃっと笑う彼は、男でありながらとても綺麗だと思ってしまう。

 

 

「うわぁぁぁ……とうとう本当に負けた」
「そんなに落ち込む事ですか?」
「落ち込みますよ!!だって沖田さん、怪盗修行初めてまだ半年ですよ!?」

 うううと膝を抱えこみ、その場にうずくまる。
 彼らが記憶を取り戻し、そして私たち「ナイツオブラウンド」の手伝いを正式にするようになって約半年。
 その半年で、私の力を沖田さんは完全に上回ってしまったのだ。
 元々男女の力の差はあっても、素早さとか、小回りとか。
 そう言ったものは私の方が上だったのに。

「悔しいよー!!」
「あははははーすみません」
「謝らないでください!!
 次は負けませんから!!」

 涙目でそう訴えても彼はにこにこと笑みを崩さない。
 なんだか怒っているのがばかばかしくなり、大きく溜息を吐きだしその場に寝っ転がった。
 沖田さんも私の隣に座り、何処か心地よい沈黙が流れる。

「花月さんはこの組織……というより”ナイツオブラウンド”を大事にしているんですね」
「いきなりですか……。
 まぁそうですね。
 やっている事はあまりいい事とは言えないんですが」

 誰かからものを盗むのはいつの時代も犯罪だ。
 例えその相手がいわゆる”ワルイヤツ”だとしても。
 誰かが痕跡を残し、見つかってしまえば私たちは全員お縄につくのだから。

「この仕事に……誇りを持っているのは確かですね」
「誇り……ですか」

 私の言葉に、沖田さんは黙り込んでしまった。
 まっすぐに虚空を見つめる視線。
 恐らく彼は、昔の自分を思いだしているに違いないだろう。

 新撰組であることは……彼の誇りだったに違いないから。

「次は、負けません。
 ”ナイツオブラウンド”の特攻隊長は譲りませんよ」

 今のところ、主に頭となって動くのは私がほとんど。
 だから捕まる危険性が高いのも私だ。
 まぁ、いざとなったらどうにかして逃げるけど。

「それは……困ります」
「……は?」

 てっきり「僕も負けませんよ」的なコメントが返ってくるかと思いきや、返ってきたのは困るとのこと。
 意味が分からず起き上がり、沖田さんが私の方を真剣な目で見ていた。

「あなたがここを大事にしているのは分かりました。
 でも、僕は……」

 そこで彼は一度言葉を切った。
 何時の間にか二人の間の距離がほとんどなくなってしまっている。

「あなたの方が大事なんです、花月さん」

 先ほどの心地よい沈黙とは正反対の、息をするのも苦しい沈黙。
 殺気とかそういうのじゃなくて……あまりにも沖田さんが真剣過ぎて。
 やだなぁ、からかってるんですか?みたいな軽口聞けるような状況じゃなくて。
 戸惑っているのが分かったのか、沖田さんがふっとその空気を柔らかくした。

「でもそういってもあなたはきっと、ここが大事というでしょう。
 もし、自分が捕まってしまったら……あなたの誇りにかけて、なにも言わないと」

 視線を落とし、そう言った彼は。
 どこか寂しそうで。
 何度か瞬きをした後、視線を再び上げた。
 その目はどこか”新撰組 一番隊隊長 沖田総司”を思い出させるもので。

「だから僕が守ります。
 あなたも……この”ナイツオブラウンド”も」

 だから……。

 彼は私の頬に、そっと手を添えた。
 あの時代、何度も見た彼の瞳。
 それが今目の前にあって、優しく弧を描いている。


 笑っているが、真剣なまなざし。


 背筋が恐怖とは別の意味で、ゾクリと泡立った。
 そんな私の様子を見て、彼はさらに笑みを濃くする。

「僕を花月さんの隣に立たせて下さい。
 一生をかけて、あなたを守ります」

 

 そのために、花月さんより強くなったのですから。

 

 頬に添えていた手は、私の手を取りそっと引き寄せる。
 こつんと合わされた額同士。
 目を瞑ってそう言った彼は、やはり綺麗だった。



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更新しますたー!

さてさて、7周年記念UPですー。

今回は仁王かーらーのー幸村のターンです。

最近イナイレばかり熱を入れているのもよくないかと思い

次の修業小説はPMにしようと書いてます

久々にPM書いていると





無性に自分の小説を最初から書きなおしたい衝動にかられます





まぁあれはあれで置いておこうと思いますが。

お題の内容はさておき、もし書いてほしい作品とかあったら

WEB拍手ないし、twitterないしで

お伝えくださいー!!

できる限り頑張って書こうと思いますのでので!


WEB拍手を下さったみなさん、ありがとうござますー!!

大変励みになっております。


追記を閉じる▲

と、言うわけで、修行です。



なんてことはないんですが

本編の合間に息抜きとしていろんな話をかいてみたくなったのです!

でもサイトにUPするほどでもないし

かといって短編部屋作るのもめんd・・・・・・コホン

なのでなので、BLOGにUPすることに決めましたー!

どこまでできるかわかんないですが、ぼちぼちやってきますー!

何か書いてほしい人居たらWEB拍手でもtwitterでも言ってみてくださいー!

01 貞淑だなんて誰が言ったの?飛んで跳ねて、君を誘うよ!

「好きだよ」

 思えば、最初に告白された時、もっときつく断っておくべきだったのだろうか。
 そうすればこんな悪循環というか……。
 こんなことにはならなかったのだろうか?

「ねぇ、大好き」

 いや、こいつはそんな言葉で諦めるような子じゃないと思う。
 見た目はほわほわしているくせに、肝心な所じゃ我を通す。
 天使のような顔をしている小悪魔だ。

「花月さん……キス、してよ……」
「お前は私を犯罪者にするつもりか!?吹雪くん!!」

 ぎゅっと後ろから抱きついてきたかと思えば問題発言。
 中学生だというのにこの発言。
 あ、いや中学生だからか……。
 ともあれ10以上も離れている子供に手を出すなど、今すぐお縄にかかってもおかしくないのだ。

「もっと貞淑をもちなさい」
「貞淑っていうのは女の人が持つべきものなんだよ?」
「知ってます。でも君も持つべきだよ」

 いつの間にか後ろから前に抱きついて来ていたのか下から私を覗き込む幼い瞳。
 大きく溜息を吐きだす私をみて、その頬がぷくっと膨れた。

「君って呼び方好きじゃないよ。
 士郎って呼んで?」
「呼びません、吹雪くん」
「もう……花月さんのいじわる」

 膨れたと思ったら今度はうるっと目が潤む。
 しかしこれも慣れたもの。

「嘘泣き、嫌いよ」
「うわぁぁぁん!!嫌いって言わないで!!」
「泣く子も、嫌い」
「泣かないし!!」

 椅子に座っている私の膝の上に乗って、いやいやとぐりぐり人の胸に顔を押し付ける吹雪くん。
 なんというか……胸がジャストフィットだわ。

 ……こいつ、わざとじゃなかろうか?

「吹雪くん、離れて」

 少し、声のトーンを落として彼の名を呼べば、ビクリ震える体。
 そのままそろりそろりと身体が離れる……はずなのだが。

「……吹雪くん」
「……花月さんは……」
「何?」

 いつものように身体が離れない。
 そのままぎゅっと腕を背中にまわして抱きついてきた。
 おかしい……。

「花月さんは……僕の事、嫌いになったの?」

 顔を伏せたまま、そうつぶやく彼の声はいつもと全く違う。
 これは何かあったと考えた。
 さて、どうするべきか……。

「嫌いじゃないわ」
「じゃぁ……好き?」

 そう来たか……と内心頭を抱えた。
 普通の大人としての態度と言えば、分かっている。

 突き放すべきだ。

 もうそろそろ、ごっこ遊びも遊びじゃなくなってくるのだから。


「…………」


 口を一度開き、言おうとした言葉。
 それはすんなりと出る……事はなかった。
 きゅっと結ばれた唇。

 ああもう……これだから嫌だったのよ。

 長く続いた沈黙に不安を感じたのか、膝の上の吹雪くんが恐る恐る顔を上げた。
 サッカーボールを追いかけている時の彼とは全く違っていて、その眉は八の字になっている。
 そんな彼を見て、クスリと笑い

「嫌いじゃない……今はこれしか言えないの」
「……僕が子供で、花月さんが大人だから」
「そう、私が大人で、君がまだ子供だからよ」

 でも!!と言いたげな彼の口をそっと人差し指で押さえた。
 きょとんとした瞳が可愛らしくて、まだまだ子供だなぁと思う。
 そのまま彼との距離を詰めて行き

 そっとその指にキスを落とした。

「今はまだ、これだけね」

 間近で吹雪くんの顔を覗き込みそう言えば、彼は顔を赤く……するかと思いきや

「そんなので満足できるわけないでしょう!!
 今すぐキスしてよ!!
 ディープなやつ!!」

 何故か怒られた。
 おかしい、今の雰囲気だと顔を赤くするべきだろう。
 ここで何故もっと濃厚なキスをしろと怒られるんだ?

 キスしてキスしてと膝の上で何度も言っている吹雪くん。
 そのキスコールにだんだんと腹が立ってきて

「いい加減にしなさい!!
 もう降りろ!!
 ほんと、貞淑持ちなさいよ!!」
「だからそれは女の人が」
「吹雪くんも持つべきだよ!
 そんなにがっつくな!」
「できるわけないよ!
 だって僕中学生だよ?
 思春期真っ盛りだもん!」
「ドヤ顔で言うな!!」
「花月さんキスして、もしくはキスさせて?」
「小首傾げて可愛く言っても駄目!」
「うわぁぁぁん!意地悪言わないでよぉぉぉぉ!!」
「泣きまねするな!!」

 思わずクリップボード攻撃をその脳天にかましてしまった、ある日の午後。

 

(お題 TVより”創作者さんへ長文お題”)

*********

WEB拍手で置いてある鬼道、不動の主人公と同様です。
今回は吹雪。
吹雪ファンの皆様、ごめんなさい。
私の中の彼の中学生時イメージはこんな感じですww
小悪魔っぽくて。
両親が居ない分、多分人を見てきたと思うんですよね。
そんな彼が唯一主人公の前では、べったべたに甘えられる存在……と思ってください!

 

 



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